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サイボーグ009 ミュートス・サイボーグ編 : ミニ英和和英辞書
サイボーグ009 ミュートス・サイボーグ編[へん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ミュート : [みゅーと]
 (n) mute, (n) mute
: [へん]
  1. (n,n-suf) compilation 2. editing 3. completed poem 4. book 5. part of book 

サイボーグ009 ミュートス・サイボーグ編 ( リダイレクト:サイボーグ009 ) : ウィキペディア日本語版
サイボーグ009[さいぼーぐ ぜろぜろないん]

サイボーグ009』(サイボーグ ゼロゼロナイン)は、石ノ森章太郎による日本SF漫画
1964年7月19日の『週刊少年キング』にて連載開始。その後、『週刊少年マガジン』、『月刊少年ジャンプ』、『COM』、『週刊少年サンデー』、『マンガ少年』、『少年ビッグコミック』、『SFアニメディア』など、複数の出版社、複数の雑誌で連載された。
2012年10月現在の累計発行部数は1000万部〔『ミステリーボニータ秋田書店、2012年11月号、pp.585。〕に達する。
本稿では漫画作品を中心に、関連作品全般について述べる。
== 概要 ==
仮面ライダー』と並ぶ石ノ森の代表作。それぞれ特殊能力を持つ9人のサイボーグ戦士の活躍や日常を描く長・中・短編の作品群からなる。ただし完結編にあたるシリーズの完成前に作者が死去したため、作者自身による漫画作品は未完に終わっている。
当時の石森は、上京してマンガ家生活を送っていたもののスランプに陥り、3ヶ月の世界一周旅行を行って帰国後に本作を描いた。旅行のために出版社に200万円の借金をしており、そのためにやむなく描き出したものである。それまでのマニアックな作品でなくもっと一般読者を対象にエンターテインメントに徹しようとした初の作品が本作だった〔『まんが家インタビュー オレのまんが道(I)』小学館、1989年、p.27。〕〔『サイボーグ009大解剖』三栄書房、2014年、p22。〕。石ノ森自身はこれを「まんが家としての(プロ意識を持って描いた)第一作」と表している。
石ノ森自身この作品に対する思い入れは相当強く、仮面ライダーシリーズなどでは作画を他人に任せたことが多いのに対し、本作は雑誌掲載作品のほとんどを自分で描いている。映画『サイボーグ009超銀河伝説』のコミカライズ作品にシュガー佐藤桜多吾作などの作画によるものが存在する。
石ノ森作品に多く見られる「力を授けた者(=親・同族)を裏切り、その野望に対し唯一対抗し得る存在として孤独な戦いを続ける」というテーマを持つ。1960年代の米ソ東西冷戦が背景になり、ベトナム戦争を舞台にするなど反戦色のあるテーマが色濃く出ているのが特徴。それらと並び、世界各地の神話や古代文明に題材をとったシリーズ、人種問題や異文化同士の軋轢、文明社会の抱える問題について考えさせられるエピソードも多い。主人公達が出会った人々の内面の葛藤や、人間と機械の狭間での悩みなどもテーマとして取り上げられるが、基本的には石ノ森作品に共通する、正義を守るヒーローの姿に哲学的な重みを持たせたシリーズである。
サイボーグという題材は、石ノ森が海外旅行の際に見た雑誌「LIFE」に掲載されたサイボーグの特集に触発されたものである。
執筆が石ノ森が世界旅行をした直後ということもあって、9人の出身は世界各国からとなった〔石ノ森章太郎『絆・不肖の息子から不肖の息子たちへ』鳥影社、2004年、pp.145-146。〕。9人という人数設定は、野球の“ナイン”から構想を得たもので、制作ノートで、それぞれ該当のポジションを当てキャラクター像を練っていた。
初出の1960年代から断続的に40年以上メディア展開されており、掲載誌やメディアの事情、石ノ森自身の構想の変更、時代や社会の変化などによって、設定について多くの揺らぎが存在している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サイボーグ009」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Cyborg 009 」があります。




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